2015年06月14日

H27-1試験に向けた勉強

H27年度第1回試験まで、あと一週間です。

前回の勉強法から特に工夫無し。身も蓋もないですが…。

昨日はちょうど横濱漢字の会の定例会で、
漢字学習コーナーは四字熟語の勉強。
直前対策に役立ちました。

5級〜2級の漢字で1級に時々出る四字熟語がありますが、
これは本当に厄介ですね。

もしこれらが出たら・・
「不解衣帯(ふかいいたい)」5級・・・衣帯と書けるか。
「多蔵厚亡(たぞうこうぼう)」5級・・・厚亡と書けるか。
「面壁九年(めんぺきくねん)」4級 ・・・ 壁を璧と間違えそう。
「一樹百穫(いちじゅひゃっかく)」3級・・・穫を獲と間違えそう。
「煎水作氷(せんすいさくひょう)」2級・・・煎を穿、鐫と間違えそう。
気を付けなければ。

ところで、壁(ヘキ)と璧(ヘキ)は間違え注意の定番ですが、
語呂の良い覚え方を考えてみました。

壁土ン(壁ドン)と 完璧(カンペキ)玉子と 襞(ひだ)ごろも

うーーん、まあまあかな。

ちなみに「辟」を含む漢字はけっこうあります。
辟席(ヘキセキ・ヒセキ)、褶襞(シュウヘキ)、癇癖(カンペキ)、
瓦甓(ガヘキ)、霹靂(ヘキレキ)、僻陬(ヘキスウ)、劈頭(ヘキトウ)、
擘裂(ハクレツ)、黄檗(オウバク)、開闢(カイビャク)、
薜蘿(ヘイラ)、嬖臣(ヘイシン)、躄踊(ヘキヨウ)、
猿臂(エンピ)、譬喩(ヒユ)、逃避(トウヒ)

辟席は、立って席を避けること。
辟世(ヘキセイ・ヒセイ)も避ける意味で、俗世間をさけてかくれるという意味です。

躄踊(ヘキヨウ)は、右に左にといざって、踊るようにして泣くこと。
躄は訓読みで「いざ(る)」、膝や尻を地につけたまま進むこと。

面壁九年で努力すれど、完璧解答あり得ない。
そう自分に言い聞かせて試験に臨みます。

ではまた。
posted by fuji-moca at 15:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 漢検1級のお勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

「漢」について

冷やし中華始めました!
じゃなくて、庭の菖蒲が咲き始めました。

アヤメを広辞苑で引くと、菖蒲と文目、そしてもうひとつ、
「漢女」が出てきます。

ほほう…「漢女」とは漢字好きな女性?
ではなくて・・ 広辞苑では、
「古代の渡来人のうちで大陸系統の技術による裁縫に従事した女」
と記されています。

「漢」は表外読みで「から」と読みます。
「から」は中国の古称で、中国から渡来した物事に添えていう語です。
唐糸(からいと)、唐犬(からいぬ)、唐馬(からうま)、唐紙(からかみ)、
どれも中国から伝わったものですね。
唐国(からくに)は古代の中国または朝鮮のこと。唐歌(からうた)は漢詩のこと。
でも、漢を「あや」とも読むんですね。
漢氏(あやうじ)、漢人(あやひと)という言葉もありました。

漢織(あやはとり)は、大和朝廷に仕えた渡来系の機織技術者のこと。
こちらは女性男性どちらの事なのだろうか。
アヤメは女性でアヤハトリは男性?

ちなみに「漢」は男性の意味もあるから、中国から渡来した男性は「漢漢」と言う?
いや、そんな言葉は無さそうですね…。
posted by fuji-moca at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

横濱漢字の会15周年!

ご無沙汰しています。
1ヶ月半振りの書き込み、だいぶ空けてしまいました。

4月中旬頃から横濱漢字の会の「15周年記念誌」の総合編集をやっていて、
朝のスタバも夜のワンモア100円スタバも、
会社の昼休みもずっとこれにかかりっきりで・・
ブログを更新する時間もネタもなく。。(._.)

そしてGW前に発注した製本が…今日ついに完成!!

漢字の会の野外学習(at桜木町)に参加して下さった会のメンバーへ、
ランチ会場にて無事に渡すことが出来ました。

皆さん記念誌を手にした瞬間、
おお・・!スゴイ!という驚嘆の声があちこちから。
苦労した甲斐があった… 喜んでもらえて
良かった良かった。(^∇^)

達成感もあって、ランドマークタワーを見ながらの
乾杯ビールは格別でした!

と、我に返って、次の目標はH27−1の漢検1級試験。
1ヶ月以上も漢字をまっっったく書いてないし・・
来週からは朝のスタバは漢検モードに切り替えないと。

では、
またよろしくお願いします。
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2015年03月22日

H26ー3 漢検1級検定結果報告

2日前に・・
H26-3の検定結果通知が来ました。

結果:179点 でした。

自己採点より3点高い・・あれ?
間違えた思ってた斃仆(へいふ)がマルでした。
試験では「えいふ」と書いたような気が。。気のせいかな。

あと、「拗(ねじ)ける」を「捩(ねじ)ける」と書いたので、
前々回の記事では自己採点178点でしたが、
これがさらにマイナスだろうと、結果176点と予想していました。

で嬉しいことに、最初の読み問題30問は満点、全問正解でした!
これは初めてかも。。

ということでモチベーションもまだ続きそう。
来年度も引き続き1級を受けようかと思ってる次第です。
今後ともよろしくお願い致します。

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posted by fuji-moca at 18:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 漢検1級合格記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

H26-3 1級合格しました。


ご無沙汰しています。
ブログ放置1ヶ月になるところでした。。

合否判定サービス、1級合格しました!
これでH26年度試験は3回ともクリアです。
良かった・・^_^

受検者の皆様も、今年度お疲れ様でした。

それにしても難しい試験でしたが、
基礎固めがしっかりしていれば、
あとはプラスα、応用力で補えば
合格ラインは越えられる思いました。
そのプラスαとは何なのだろう・・。

H26-3の試験では、
「屠(ほふる)」や「儀仗(ぎじょう)」という漢字は、
意識的に覚える努力をしなかったにもかかわらず、
何年も前に何かの問題集で見た記憶が、
フラッシュバックのように思い浮かびました。

ところが、何度もノートに書いて問題集でもよく見かけて
完璧に覚えたはずの「はんろう」、
「樊籠」ではなく「煩労」だけが思い浮かび、
そこからイメージが止まってしまい、
結果として正解の「樊籠」が思い浮かばず書けなかった。。

この違いは何だろうと、自己分析をしているところです。

また来年、どんな試験問題になることやら。
posted by fuji-moca at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 漢検1級合格記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

頭を使う漢字、楽しく学ぶ漢字

今日は横濱漢字の会 定例会でした。
漢字学習は漢検2級の問題から。
文章の中で間違って使われている漢字を正しい漢字に直す問題、
これはけっこう頭を使いますね。

「フランス王妃の優雅な宮邸生活」
この文章の間違いが見抜けなかった・・。

答えは、「邸」が間違いで「廷」が正。
「邸」は「やしき」と読むし(表外読みだけど)、
「宮邸」となっても全然違和感ないんですが、
まあ、「宮廷」が正しいんですね。
常用漢字、恐るべし。

ところで話は変わりますが、こういう本を見つけて即買いしました。
卯月啓子の楽漢法 楽しい漢字指導のアイデア玉手箱』小学館

書店でいつも見てる漢字・日本語のコーナーではなく、
学校教育のコーナーにありました。
著者の卯月啓子さんは、小学校教師を長年勤められた方です。

「楽漢法」とは、子供が漢字を楽しく学べ、楽に学べる学習方法です。
漢字を学ぶのは暗記力だけではない。
それよりも類推力・連想力・発想力などの“考える力”が必要なのだと書かれています。
これは子供の漢字学習だけでなく、大人にも、
漢検一級の勉強にも通じるな〜と思いました。

他にも楽しく漢字を教え、楽しく学ぶ方法がいろいろ書かれています。
学校の先生視点の本ですが、なかなかためになる一冊でした。

posted by fuji-moca at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ★横濱漢字の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

H26-3漢検1級を受検してきました。

ご無沙汰しています。
今日は雨が降り頻る中の試験でした。

試験会場に40分前に到着したので、早速myノートと
四字熟語の過去問一覧表を30分間凝視。
ところが今日の四字熟語、初見が二つもありました。

・拓落失路(たくらくしつろ)
意味:退けられて出世できなくなる
これは漢検漢字辞典に載ってますね。。。
「たくらく」を卓犖と書いてペケです。
・天門開闔
天の造化の門が開き閉じる。
門という字から開闔だろうと判断してマル。

前回よりはまあまあ出来たと思ったのですが、
結果、自己採点は178点。
残念な解答は多々ありましたが・・二つほど。

・「ツキ弓」と「高ツキ」の同音異義語。
まず頭に浮かんだのが、大阪の高槻。
でもこれは引っ掛けでだろうと勘繰り、というかあれこれ考え、
ツキ弓は「槻」と書いて、高ツキはなぜか「規」と書いてしまいバツ。
タカツキは高坏ですね。。

・身持ちの悪い男、放蕩者の意味を表す語で、遊冶郎(ゆうやろう)と
書いたが、終了直前に瘋癲(ふうてん)と書き直しました。
試験後に辞書を見ると、この意味は遊冶郎のこと。マジか・・(~_~;)

H26-1の窮措大(きゅうそだい)、H26-2の卵塔場(らんとうば)、
そしてH26-3の遊冶郎。
この設問は3回連続の三字熟語、ですね。
そういう傾向?に気付くべきだった。。

あと、イマイチ納得いかない問題。
朶頤(だい)の類義語で垂涎(すいぜん)と書きましたが、
果たして類義語なんだろうか・・。
他の言葉は当てはまりそうにないので垂涎にしましたが。

朶頤は、アゴを動かして食べようとするさま。強国が弱国を併呑しようとすること。
垂涎は、食物を欲しがって涎を垂らすこと。
どっちも食べる前の状態だが、
垂涎は、あるものを非常に強く欲しがることの意味だから、
朶頤とはちょっと違うのではないか・・。
これが類義語なら、遊冶郎と瘋癲も類義語なんじゃなかろうか。
もし瘋癲でマルなら、180点。にはならないかな。

次のH27年度はどんな傾向になるのでしょうか。
輸贏(しゅえい)はどうでもいいけど、
ミスっても墜茵(ついいん)の結果を期待します。(^ ^)


posted by fuji-moca at 19:20| Comment(8) | TrackBack(0) | 漢検1級合格記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月10日

横濱漢字の会定例会〜2015/1月〜

今日は今年最初の横濱漢字の会の定例会でした。

冒頭、去年12/21に行われた漢検生涯学習ネットワーク研修会の報告です。
阿辻先生の講演会のタイトル「ちょっと話しにくい漢字の話」、
そのとおり、なかなか話しにくいシモの話なので・・ 触りだけにして
詳細はこちらを参考にしてくだ〜い!
ということで、
阿辻先生の著書『タブーの漢字学』を回覧する作戦に逃げました。

なにげにこの本に講演会の内容が全て収まっているんですね。

そして漢字学習コーナーでは、塾字訓と当て字の勉強。
「鬼頭魚」の読みは? 「しいら」。
と、これはいいのですが、
「しいら」は「シーラカンス」から来ているのか? という質問が。
えーっつ︎ そんな話は聞いたことが・・(°_°)
全然「知いら」ないですね。。

慌ててiPhoneで検索するもそんな情報ナシ。
確かに鬼頭魚(しいら)は体長が2mにもなるから、
古代魚っちゃ古代魚に似てるかも・・。
(いかにもグロテスクな漢字だし)
でもやっぱりシーラカンスとは関係ないでしょう…きっと。

家に戻ってあらためて調べると、
「しいら」は「秕(しいな)」から来ているみたいですね。
魚介類図鑑のサイトに載っていました。
http://zukan-bouz.com/detail.php?id=88

結論、しいらとシーラカンスとは全く関係無いという事で…
勉強になりました。
posted by fuji-moca at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ★横濱漢字の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月01日

牖を啓いて、本年もよろしくお願いします。

新年あけましておめでとうございます。
未の2015年がスタートしました。
昨夜から強風が吹き続けていますが、
新年にふさわしい蒼天となって良かったです。

旧年中は本ブログへご来訪頂きまして、まことにありがとうございました。
駄文・詼諧(かいかい)ではありますが本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨年勉強した漢字で、疑問に思いつつ年を越した漢字がありまして。
新年早々ではありますが載せておきます。

・桜桃
広辞苑では「さくらんぼ」「ゆすらうめ」どちらも桜桃になってるが、
ゆすらうめは「梅桃」じゃなかろうか。
漢検試験の当て字・熟字訓で出たら何て書こうか…。

・降雹
音読みで「こうはく」だが、重箱読みで「こうひょう」と読んだら間違いなのだろうか。
その前にそもそも重箱や湯桶読みは漢検試験の読み問題で出たっけ…。

・訝賓
音読みで「がひん」。客を出迎えてねぎらう意味で、訝は迎える意味だが、
訓読みで「むかえる」とは必携や精選演習には載ってない。
ということは、漢検試験の読み問題や、問7のような「語義にふさわしい訓読み」には
出ないということか…。こんなケースはたくさんあると思うが。

・驚怕
読み方は「けいは」と「きょうは」どちらでもよいか。

・迦葉(かしょう)の口に笑みを含む
以心伝心の意味の故事成語だが、迦葉という人名を書く問題は試験に出ただろうか・・。

昨年最後にノートに書いた一級漢字は「蛔(はらのむし)」。
虫の居所が悪かったワケではありません。(^_^;)

故事成語で最後に書いた漢字は「回禄の災い」(火事で焼けること)。
縁起でもない。。{(-_-)}

今年最初に書く漢字はもっとイメージのよい「鑿窓啓牖(さくそうけいゆう)」の
牖(まど)にしよう。

では、またよろしくお願い申し上げます。
posted by fuji-moca at 10:38| Comment(9) | TrackBack(0) | 漢検1級合格記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月21日

漢検生涯学習ネットワークの研修会に参加しました。

今日は小春日和な一日。
風もなく神宮外苑の散歩にはちょうどよい、
気持ちの良い午後でした。

さて、その神宮外苑の先にある会場で行われた
「漢検生涯学習ネットワーク研修会」に参加してきました。

講師は阿辻哲次先生。
氏が書かれた本は何冊か持っていますが、
今日持参するのをすっかり忘れて
サインをもらいそびれてしまった。。

で、阿辻氏の講義はとても興味深い話でしたが、
何ともブログでは字面にしづらい、
要するに雲雨巫山(うんうふざん)、
合歓綢繆(ごうかんちゅうびゅう)的な内容でした。

でも決して品のない内容であった訳ではなく、
ヘンな想像も全く起きず、たいへん真面目で
まさに一物いや、格物致知でした(^_^)。

講演の後、阿辻先生にご挨拶し自己紹介をして、
勢いでこんな質問もしました。
質問:祖の右側の「且」という漢字は○○を表しているとのことですが、
武士の「士」も○○の形だと思いますが。
回答:古代の人は見た姿形をそのまま漢字という文字で表しました。
「士」ももちろん見たままの形からきています。

なるほどなるほど。
このまま先生と下の話を続けたかったですが、
次に待ってた方がいらしたので失礼しました。
漢字を下で学ぶ・・まさに下学上達の一日でした。
(今回の記事、ちょっと引くかな。。)

それよりなにより、
ブログでお世話になってる方々とお会いできたこと、
それが今日一番価値ある事でした。

今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
posted by fuji-moca at 22:05| Comment(6) | TrackBack(0) | 漢検1級のお勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする