2015年05月24日

「漢」について

冷やし中華始めました!
じゃなくて、庭の菖蒲が咲き始めました。

アヤメを広辞苑で引くと、菖蒲と文目、そしてもうひとつ、
「漢女」が出てきます。

ほほう…「漢女」とは漢字好きな女性?
ではなくて・・ 広辞苑では、
「古代の渡来人のうちで大陸系統の技術による裁縫に従事した女」
と記されています。

「漢」は表外読みで「から」と読みます。
「から」は中国の古称で、中国から渡来した物事に添えていう語です。
唐糸(からいと)、唐犬(からいぬ)、唐馬(からうま)、唐紙(からかみ)、
どれも中国から伝わったものですね。
唐国(からくに)は古代の中国または朝鮮のこと。唐歌(からうた)は漢詩のこと。
でも、漢を「あや」とも読むんですね。
漢氏(あやうじ)、漢人(あやひと)という言葉もありました。

漢織(あやはとり)は、大和朝廷に仕えた渡来系の機織技術者のこと。
こちらは女性男性どちらの事なのだろうか。
アヤメは女性でアヤハトリは男性?

ちなみに「漢」は男性の意味もあるから、中国から渡来した男性は「漢漢」と言う?
いや、そんな言葉は無さそうですね…。
posted by fuji-moca at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

部首を表記したい

あらためて4級から2級までの部首の問題を見てみると、
けっこう難しいですね。
漢検4級の「柔」 「盗 」、3級の「貫」「奇」
2級の「摩」「辞」「喪」など。

そんな中で、
準一級の「準」や漢検の「漢」はさんずいですが、
fuji-mocaのPCとiPadでは「さんずい」と打っても「氵」に変換されず、
仕方ないからネットからいちいちコピペ。
もどかしいというか腹立たしいというか。
さんずいを「水」と表すのも納得いかないし。。。

くさかんむりも「艸」が本字というのは分かりますが、
やっぱり「艹」と一発で変換したい。

しんにょうも「之繞」と変換されるが、これじゃなくて
本来表記の「辵(ちゃく)」でもなくて、
一点しんにょうの「辶」、二点しんにょうの「辶」を
それぞれ変換できるようにしてほしい。。
(なぜかこのブログは一点しんにょうが表記できない。めんどくさい!)

一級にも出ない難読漢字は別に変換されなくてもいいから、
部首は自由自在に表記したいです。
posted by fuji-moca at 16:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月16日

ことだまでリフレッシュ

気になってた本、会社帰りエキュートで買っちゃいました。

「ことだま百選」東京都杉並区立天沼中学校 編
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=218866X

一週間ほど前立ち読みにして、ムム、これはオモシロイかも・・と。
こういう本が欲しかったのだと思います。
名言・名句とも違う、格言や座右の銘とも違う、
まさに「ことだま」集。

いろは歌、十二支、回文、俳句、詩、故事成語、などなど。
徒然草、平家物語、おくのほそ道、学問のススメ、論語、などなど。

荒城の月はあるけどふるさとは無い。君が代も無い。
斎藤茂吉はあるけど俵万智は無い。
温故知新はあるけど一期一会は無い。
なぜか巧言令色がある。(これは言霊か?)
土佐日記はあるけどアンネの日記は無い。
映画の名セリフも無い。
桑田佳祐の歌詞も無い。
憲法9条は無いけど前文はある。
杜甫の春望と孟浩然の春暁は全文ある。

知らない言葉もたくさんあるけど、
読んでない本もたくさんあるけど、
ことだま百選で、浅く広く知識が身につきそう。
解説もごく簡単ですが、分かりやすくて。
何より、読んでて心が落ち着く感じがします。
これが「ことだま」のチカラか。。

最後の100番目のことだまは自分自身が選ぶそうです。
さて、fuji-mocaは何にしようかな・・(^ ^)
posted by fuji-moca at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

本の漢字に惹かれて

こんばんは。
晴れてはいるもの、冷たい北風が吹き付け
蕭蕭として寒い一日でした。

さて、2/3の漢検試験では、それまでの勉強量からすると
まあまあ出来た感があって、
その気持ちの流れで次の試験に向けて
朝勉(出勤前の30分勉強)しています。

ちょっと前までは会社に致効(ちこう)、
奔命に疲れ、朝スタバへ寄っても寝不足で頭に入らなかったのが、
最近は仕事もだいぶ落ち着いて、
生活のリズムが整ってきました。

この前、またまた衝動買いした本があります。
「日本の文字 「無声の思考」の封印を解く」 
石川九楊著  ちくま新書

何が気になったかというと、漢字の構成単位に名前があるということ。
それと、麗筆を揮った文字が気に入りました。

宝冠(ほうかん)
冖(わかんむり)、宀(うかんむり)、あなかんむりなどの別名。

鳳翅(ほうし)
「飛」という字の第一画。鸞翅ともいう。

鉤鎌(こうけん)
「大」や「火」の左払い。反り曲がりの大きな鎌のこと。

蟠竜(ばんりゅう)
「糸」の上部の書き方。とぐろを巻いた竜のこと。
糸、幽、慈、玄、郷などを構成。

彎笋(わんじゅん)
「心」の第二画の書き方。彎曲した筍(たけのこ)のこと。
愛、悪、意、感、秘などを構成。

他にも、浮鵞(ふが)、搭勾(とうこう)、吟蛩(ぎんきょう)、など
大いに興味を持った次第です。
といってもじっくり見て書くのはまたあとで。
買っといて読んでない本がまだ他にもありますので。。
時間を見つけて、逓次読んでいきます。

それではまた。
posted by fuji-moca at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

春風駘蕩の公園にて

桜花爛漫の一日でした。
皆様はどのように過ごされましたか?

「花は半開を看、酒は微酒に飲む」と言いますが、
満開の花卉はやはり見応えがありますね。

fuji-mocaの家の目の前が桜のある公園でして、
今日も多くの花見客が訪れて宴を催していました。

周囲の山や樹木の風景をあたかも庭の一部のように
利用することを「借景(しゃっけい)」と言いますが、
まさに我が家は借景の恩恵を蒙っています。

公園に来ている鳳凰于飛(ほうおううひ:夫婦仲が睦まじいこと)の
老夫婦や、和気藹藹と談笑している家族や、
戯れる子供たちを窓から俯瞰していると、
隣国の砲熕(ほうこう)の問題など、嘘のように思えてきます。

芳香を楽しむこの季節、天之美禄を美味しく嗜むためにも、
政治が彷徨せず、樽俎折衝で解決してほしいですね。

それでは、また。
posted by fuji-moca at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

恭賀新禧

新年明けましておめでとうございます。

どんよりとした曇り空ですが、瑞雲が広がり清輝に満ち溢れている気がして、
新しい1年の幕開けの喜びを感じます。

昨日は紅白を見ながら年越し蕎麦、濁酒とウヰスキーを嗜んで
除夜の鐘を聴く・・・ どこの家庭でもある様な姿で2012年を迎えました。
(漢字は全く勉強せず^^;)

一昨日の30日までは、自分のノートに纏めた熟語と意味、同好会の資料の漢字、
辞書で見つけた新しい言葉を中心に勉強していました。
つまり語彙力を増やす、というやり方です。

年が明け、漢検試験まで1ヶ月を切りましたので、今日からは幅を広げるよりも
問題集や過去問のおさらいに着手しようと思います。
で、ノートに最初に書く漢字は・・・
恭賀新禧

皆様にとって2012年が素晴らしい一年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ラベル:漢字
posted by fuji-moca at 08:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

深秋の徒然

今日のNHK夜7時のニュース、
「アメリカのオバマ大統領と中国の温家宝首相、サミット前に急きょ会談」
画面のテロップには「急きょ」とがひらがなになっていました。
喫緊の事態であるのに、何か緊迫感に欠けるというか・・。
W急遽Wと漢字で書いてほしいですな。。
でも常用漢字じゃないから仕方ないか。

まあそれはいいとして、秋もだいぶ深まり、
街路樹が五色霜林(ごしきそうりん)の呈を示しています。

クリスマスイルミネーションが華やかに彩り、
輭紅塵中(なんこうじんちゅう:繁華な都会)にいるかのよう。

来日されたブータン国王の温かい言葉と王妃の微笑みは
翼覆嫗煦(よくふうく:翼で包み抱き温める。慈しむこと。)の如し。

明日は24度まで気温があがるようで、今日の冷たい一日とは一転、
天淵氷炭(てんえんひょうたん:差の甚だしいこと)になりそう。

孟浪咄嗟(もうろうとっさ:何も考えず適当に済ませてしまうこと)で
失礼しました。
それでは。
ラベル:漢字
posted by fuji-moca at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月06日

秋思、師資相承

「尊敬」というキーワードで四字熟語が無いかな〜と、
図書館で探していたら、
大修館書店の四字熟語辞典にこんなのがありました。

 「程門立雪(ていもんりっせつ)」
弟子が師を厚く尊重すること。
「程門」は、北宋の学者・程頤(ていい)の家の門。
「立雪」は、雪が積もること。

成語林(旺文社)には、同じ意味で「程門雪に立つ」と載っています。

【故事】
北宋時代、游作(ゆうさく)と楊時(ようじ)が初めて師の程伊川(ていいせん)
=〔程頤(ていい)〕に会ったとき、伊川が目をつぶって座っていたので、
二人はその場に立ったまま去らずにひかえて待っていた。
やがて伊川が二人のいることに気づき、帰ってよいと告げたときには、門の外には
雪が一尺も積もっていた。

一尺といったら大体30センチ、相当長い時間待ったんですね。。。
かなり寒かったのでは??
それだけ師を深く尊敬していた、ということでしょうか。

fuji-mocaが師と景仰(けいこう)する人物、それはやはり我が父であり、
漢字道におけるならば、漢字同好会の人生の諸先輩方々ですね。
ですが、さすがに30センチの積雪まではちょっと・・・。
一寸程度なら(暖房があれば)お待ちいたします。(失礼!)

父の畑仕事も、漢字道も、師資相承(ししそうしょう:師の教えを受け継ぐこと)。
学び吸収してゆかねば・・・と、秋思に耽る今日この頃です。

それでは。
ラベル:漢字
posted by fuji-moca at 22:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

1年目、そしてこれから。

今日は少し汗ばむ陽気、心地よい金風が臉(ほお)を擽りました。
遠くに見る夕麗(せきれい:夕焼けの美しさ)に暫し恍惚・・・。
晴れ渡る旻天(びんてん:秋の空)は当分続くようです。

さて、このブログを始めてはや1年が経ちました。
過去ログは2010年4月からですが、これは日付を遡って登録したものです。)
カウンターのアクセスも2万件を超え、多くの読者に見てもらえて
大満足、嬉しい限りです。\(^o^)/

蔗(おもしろ)いと仰って下さる方もいて、
本当にありがたく感謝しております。

時々晦渋だったり佶屈だったり舞文だったりしますが、
何卒ご容赦ください。
これからもどうぞよろしくお願いします。


冥冥(めいめい)の志無き者は昭昭の名無し

:志を胸に秘めて人知れず努力を重ねる者でなければ、成功して世に知られるようには
ならないということ。



ラベル:漢字
posted by fuji-moca at 00:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月04日

秋の新七草

撫子扶桑(なでしこジャパン)、予想どおり快勝ですね!

撫子といえば、秋の七草。
秋の七草といえば、萬葉集の山上憶良の歌を思い出します。

萩の花 をばな葛花 なでしこの花 をみなへしまた藤袴 朝顔の花

花の名前を並べただけですが、心に残る歌ですね・・・。

秋の花は他にも数多くあります。
そこで、fuji-moca流に秋の花を歌っぽく並べてみました。

鵯花 かぶとばな青花 韓藍の花 をとこえしまた思草 木犀の花

鵯(ひよどり)花はキク科の多年草、兜花(かぶとばな)は鳥兜(トリカブト)の別名、
青花は露草の別名、韓藍(からあい)は鶏頭(ケイトウ)の別名です。

字余りあるし、無理矢理感がありますかね〜。
憶良の名歌には程遠く、オクラ入りにしますか。。。(^_^;)

では。
ラベル:漢字
posted by fuji-moca at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 拝啓、漢字様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする